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高智晟著『神とともに戦う』(24)どの案件もはらむ制度問題(2)

2023-09-10 | エンタメ

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高智晟著『神とともに戦う』(23)どの案件もはらむ制度問題

強制立ち退き裁判は完敗!

 私が手がけた強制立ち退きの裁判は100戦100敗、つまり100%の負けである。この数字は政府の公式統計ではないので、絶対に正確だといえる。例えば、広州の「大学都市」(訳注、政府が各大学を一箇所に集中させて造った都市)では、70件の立ち退き案件の代理弁護をしたが、70件とも立ち退きの憂き目から逃れられなかった。水星ダムの野蛮な立ち退きは、なおさら取り上げるまでもない。ああ、あのブルドーザーの何と勇壮なことよ。

 法に背く、この種の露骨な案件において、勝訴どころか提訴すら出来ないのはなぜか。それは、立ち退きは現在の中国において、2つの最大勢力にとって必要だからである。1つは不動産業者。そしてもう1つは、不動産業者の手先になっている各レベルの政府官僚である。彼らは一切の法律の制約を受けない、いわば法律上の怪物といえよう。このような裁判に、勝てるはずがあろうか。

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高智晟著『神とともに戦う』(24)どの案件もはらむ制度問題(2)

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