2月10日に公表された覚書によると、ピート・ヘグゼス米国防長官は、軍隊の性別適合手術を一時停止するよう命じた。
ヘグゼス氏は2月7日付の覚書で、「性別移行を肯定または促進するための予定外、予定、または計画された全ての医療処置」を一時停止するよう軍に命じた。また、性別違和(ジェンダー・ディスフォリア:Gender Dysphoria)、つまり出生時の性別とは異なる性別であると信じている経歴を持つ人々の入隊を一時停止するよう要求した。両方の一時停止は即時有効になる。
ヘグゼス長官は覚書で、国防総省は「能力や任務への忠誠以外の何かで定義されるサブグループのない『単一の軍』を構築しなければならない」と述べ、「アイデンティティに沿って軍を分断しようとする試みは我々の軍を弱体化させ、脆弱にする」と主張した。そして、そのような試みは「容認も許容もされてはならない」と述べた。
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軍での「性別適合手術」一時停止を指示 米国防長官
ヘグゼス米国防長官は、軍隊の性別適合手術を一時停止するよう命じ、トランスジェンダーの入隊も一時停止した。両方の一時停止は即時有効となった。
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