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南シナ海で、軍事訓練中の中国海軍の「遼寧」空母編隊。2017年1月2日に撮影された空撮写真。(Photo credit should read STR/AFP via Getty Images)
最新の調査結果によると、地政学的緊張が高まる中で、米国と中共(中国共産党)はアジア各地での軍事演習の回数を増やしている。しかし、中共軍の演習は、その規模や複雑性で、米軍に及ばないとされている。
イギリスのシンクタンクである「国際戦略研究所」(IISS)が近日に発表した報告書によると、2003~22年のアジアでの軍事演習を分析した結果、その頻度と規模が急激に増加していることが判明した。これは、米国と中共がそれぞれの軍事力を試すとともに、戦略的な外交を推進する動きが、背景にあると考えられている。
報告書によれば、米国がアジアの国々と共に実施した軍事演習は約1113回、中共が実施した演習は130回となっている。
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