台湾国防部は、22日午前6時から23日午前6時までの24時間内に、中国共産党(中共)軍機27機が台湾海峡中間線を越えたと発表した。これらの動きに対し、台湾国軍は艦艇や地上ミサイルシステムを活用し、厳重に監視と対応を行った。
台湾国防部によれば、この24時間内に確認された中共軍機は計35機(うち27機が中間線越え)で、艦艇6隻も台湾海峡周辺で活動していた。これに対し、台湾国軍は任務機や艦艇、地上ミサイルシステムを配備し、厳密な監視体制を取った。
台湾の頼清徳総統は、21日台東で国軍部隊を激励し「刻々と変化する脅威や挑戦に対し、台湾の平和を守るためには自らの防衛力に基づく平和が重要だ」と述べ、国防予算への超党派の支持を呼びかけた。
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中国軍機27機が台湾海峡中間線を越境 台湾軍が厳重監視
台湾国防部は、中国軍機27機が台湾海峡中間線を越えたことを発表。国軍は艦艇や地上ミサイルシステムを用いて厳重に監視し対応。中国の挑発行動が続く中、台湾の防衛体制強化に注目が集まっている。
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