8月、ヨハネスブルクで開催されたBRICS経済フォーラム(Photo by Gianluigi Guercia / AFP) (Photo by GIANLUIGI GUERCIA/AFP via Getty Images)
BRICS諸国の第15回サミットが22日からヨハネスブルグで始まった。今回の会合はやがてBRICSは金を担保とする「BRICS通貨」創設に向けた第一歩となると、一部のアナリストは分析する。狙いは「米国のグローバル金融支配」だが、専門家はBRICSによる脱ドル経済は「あり得ない」とみている。
BRICSはブラジル、ロシア、インド、中国、および南アフリカからなる。主要な新興市場経済の利益を代表するために2009年に設立された。今回の会合には、アルジェリアやエジプト、エチオピアなどBRICS加盟を検討する60以上のアフリカ諸国も招待された。
BRICSの金融メカニズムを形作る新開発銀行(NDB)は、国際貿易における米ドル使用を避け、国際通貨基金(IMF)および世界銀行の代わりになることを目指している。
さらに、今年のサミットはBRICSが脱ドル化について議論し......
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