画像は2024年2月9日の「大晦日の夜」前後にツイッターなどに流れている「除夕」つまり「習近平を除け!」の画像。(スクリーンショット合成)
中国人が最も大切にする旧暦の元旦は、新暦との関係で前後するが、今年は2月10日であった。それに合わせて、職場の同僚や親しい人達の間で交わされる新年のあいさつは、例年であれば「新年好」あるいは「新年快楽(新年おめでとう)」である。
ところが今年は、例年とは異なっている。今年の新年あいさつのトレンドは「除夕快楽(習近平を排除するのは楽しい)」だというのだ。
中国では、旧暦(農暦)大晦日の夜を「除夕」と呼んでいる。ごく普通の名詞だが、いま中国ではこの「除夕」が敏感ワードになっている。
その理由は、大晦日を意味する「除夕(チューシー)」の夕(XI、シー)の発音が中共党首の「習(XI、シー)」と似ていることにある。そのため「除夕」というと、民衆は「習を除く」つまり「習近平を排除する」という思考につながりやすいのだ。
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