旧正月(春節)を控える中国。特に華中地区(河南、湖北、湖南)ではここ1週間ほど、連日のように降雪やみぞれの影響で、人々の帰省に大混乱が生じている。2024年2月4日撮影。(SNS投稿動画よりスクリーンショット)
旧正月(春節)の長期休暇を控える中国。人々は帰省や旅行で大移動する時期であるが、特に華中地区(河南、湖北、湖南)ではここ1週間ほど大寒波に見舞われ、連日のように降る雪やみぞれの影響で、人々の移動に深刻な混乱をもたらしている。
高速道路では、路面凍結による大規模な追突事故が発生している。列車や旅客機も遅延や運休、欠航が多く生じているため、大勢の乗客が駅や空港で夜明かしするなどの混乱が生じている。
なかでも辛いのは、全く動かない高速道路の上に置かれたまま長時間、ひどい場合にはなんと3日間も「立ち往生」していることだ。
その高速道路を、やっと抜け出た湖南省の市民は「平常ならば1時間ほどの道のりだ。今回は、11時間半もかかった」という。
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