スイスのジュネーブにあるWHO本部 (FABRICE COFFRINI/AFP via Getty Images)
オーストラリア政府が自国の政策決定への主体性が保持されるということを確認したため、パンデミック条約の下で主権を失うという主張は、今のところ下火になっている。
上院の公聴会でワンネイション党のマルコム・ロバーツ上院議員から質問を受けた保健省のメンバーは、「世界保健機関(WHO)には、勧告の採用を加盟国に対して強制する法的権限はない」と述べた。
「オーストラリアには、自国民の健康や国境に係る政策決定に関して独自の主権がある。これ以上明確なことはない」と、労働党のマラルンディリ・マッカーシー氏は、省を代表して、2月15日の上院予算委員会で述べた。
しかし、ロバーツ上院議員は、「最新の国際保健規則(IHR)は、オーストラリアの主権を弱めるものだ」と主張した。
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