
中国の経済はパンデミック後の回復が鈍く、不動産市場は崩壊の危機に直面している。著名なメディア関係者である澤西氏は、中国経済の今後の状況と動向について「長期的な不況であり、逆転は不可能だ」と分析している。
澤西氏は、中国最大の経済メディアグループで20年以上勤務し、ニュースセンター記者部の主任を務めた経験を有する。彼は中国経済を支える「投資・消費・貿易」の三本柱から現在の状況を分析した。
澤西氏は以下のように指摘している。「投資分野はすでに過剰状態で、ほぼ投資先がない。かつては『鉄公基』(鉄道・道路・インフラ建設を指す)が投資の代名詞だったが、今やそれだけでは不十分だ。実際には、港湾、空港、高速鉄道、都市広場、政府庁舎、豪華なオフィス、高級ホテルなど、多岐にわたる公共投資や面子工程(中国の中央政府や地方政府による実績作りのための意味のない工事を指す)が含まれている。これらの施設は6〜7年前に完成し、過剰状態に達しているため、現在ではほとんど投資機会が存在しない」
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