写真左、龐勳さん。写真右、徐浪舟さん。 (明慧ネットより)
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それはもちろん「氷山の一角」である。同様の犠牲者は中国全土にいて、その総数は知ることができない。
10年前、そして10年後の今、傷だらけで血まみれの遺体が同じ刑務所から発見された。この刑務所は「四川嘉州監獄」という。ここは不法に投獄された四川省内の法輪功学習者に対し、長年にわたって残酷な拷問を加えてきた悪名高い場所である。
昨年12月、この監獄(刑務所)において、法輪功学習者で元ラジオ局司会者の龐勳さん(30歳)は「非正常な死」を遂げた。遺体を引き取りに行った母親や親族が見たものは、痩せ細った体で、別人のようになった龐勳さんだった。体には、電気ショックによるとみられる火傷の跡など、ひどい傷やアザが無数にある。絶命するまで残酷な拷問を受けていたことは明らかだった。
10年前にもこの場所で、法輪功学習者の徐浪舟さん(39歳)が、同じく「非正常な死」を遂げた。徐さんは監獄長の命令により、まる7日間吊り上げられ、暴行を加えられていた。その遺体にも、生々しい傷跡が無数に残されていた。
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