日米比の首脳は、中華人民共和国(中共)による脅威の増大とアジア海域での緊張の高まりを受け、三国間の協力をさらに深化させる意向を示し、自由で開かれたインド太平洋の実現が重要であると強調した。
1月13日午前、石破茂首相は、アメリカのジョー・バイデン大統領、フィリピンのフェルディナンド・マルコス・ジュニア大統領とビデオ会議を実施。経済、海事、技術分野での協力を維持・強化することで一致した。
ホワイトハウスの声明では「三首脳は、三国間の海上安全保障や経済協力、中共による南シナ海での危険かつ違法な行為について議論した」と説明。また「自由で開かれたインド太平洋地域の推進に向けた協力の継続が重要であるとの認識を共有した」と付け加えた。
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日米比首脳会談 中共の脅威に対抗する協力の深化
日米比三国の首脳が示した強い結束。中共の脅威と海域緊張への対応、そして自由で開かれた未来を目指す協力の行方とは?
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