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【プレミアム報道】CO2への固執が気温上昇の真因を見落とす、専門家らが指摘(下)

2024-02-27 | 時事・ニュース

2022年8月6日、チェーンソーを使い、キャンプで新たなトンネルの入り口を切り開く東グリーンランド氷床コアプロジェクトのSepp Kipfstuhl氏(Lukasz Larsson Warzecha/Getty Images)

 

前回:【プレミアム報道】CO2への固執が気温上昇の真因を見落とす、専門家らが指摘(上)

 

  • 流入と流出

CO2は、大気中から光合成によって植物に流れ込み、分解によって土壌に流れ、海洋に吸収されるほか、呼吸、蒸発、化石燃料の燃焼によって放出される。このプロセス全体を炭素循環と呼ぶ。

理論物理学者で認定コンサルティング気象学者のエドウィン・ベリー氏は、「大気中のCO2が一定レベルまで増加すると、自然は自動的に流出量を増やす」と述べた。

「注ぎ口が開いていて、あるレベルに達すると水が溢れる浴槽のようなものだ。流入量は一定で、水位はあるところまで上昇する。レベルが上がるほど、流れ出るスピードも速くなる。どのような流入量の設定にもバランスレベルがある。つまり、流出量は流入量に等しい。流出量が流入量に達したとき、そのバランスレベルに達し、もはや蓄積されることはない」

ベリー氏は、CO2増加の責任は人間だけにあるという前提には問題があると述べた。

  • 太陽が気候を支配する

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【プレミアム報道】CO2への固執が気温上昇の真因を見落とす、専門家らが指摘(下)

理論物理学者のエドウィン・ベリー氏は、CO2増加の責任は人間だけにあるとする国連の気候変動に関する政府間パネル(IPCC)の見解には問題があると指摘している。

 

 


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