河北省に甚大な洪水被害をもたらした当局のダム放水が「綿密な計画に基づいて行われた」ことを裏付ける河北省涿州市政府の内部文書(7月29日付)。(中国のネットより)
河北省に甚大な洪水被害をもたらした当局のダム放水は「綿密な計画」に基づいて行われた。そのことを裏付ける河北省涿州市政府の複数の内部文書が今月20日、ネット上に流出した。これらの文書の日付は「7月29日付」である。
文書の一部を要約すると、7月29日の時点で「桃園街、宜和荘鎮、馬頭鎮など8つの村を指定して、ダム放水の影響による洪水がどの程度になるかを検証するため、テスト放水をおこなう」という内容がみられる。
また、同じ文書の後半のほうには「この任務(ダム放水による人為的洪水)を実行できなかった場合、その担当者は、戦時と同等の規定によって厳しく責任が問われることになる」という脅迫めいた文言もある。ダム放水を実行することが、上層からの絶対命令であったことが分かる。
- 住民を「はじめから犠牲にする計画」だった
- 村を守るため、当局と闘った民衆もいた
- 「習主席を喜ばすこと」しか考えない官僚
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