三、夜半に城を出て、山に入り修煉する
太子は19歳になり、妻の耶輸陀羅(やしゅだら)が妊娠していることがわかり、そのことが父王を慰めるのに十分だと考え、出家を求めました。しかし、父王は涙を流して許可しませんでした。太子は「それなら、父王が私に次の4つのことを保証してくれれば出家しません。1、老いないこと、2、病気にならないこと、3、死なないこと、4、別れないこと」と申し上げました。
しかし、父王は世間の絶対的に避けられないことを保証することはできませんでした。そのため、父王は太子を厳重に監視し、外部に500人のたくましい人達を派遣して4つの城門を厳重に守り、宮殿の門には重い鍵をかけ、内部では妃や宮女に昼夜太子と一緒にいて、歌舞を楽しませ、太子から離れないように命じました。しかし、太子の出家の意志を阻止することはできませんでした。そのため、適切な時が来るまで計画が進められました。
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