元防衛大臣である石破茂氏が首相に就任した。専門家は石破氏がバランスの取れた国際政策を進めつつ、中国共産党(中共)に対抗する地域連携を強化する可能性が高いと考えている。
また、自民党総裁選で石破氏が5回目の挑戦で勝利を収めたことは、日本の政治家たちが中道的なリーダーを求めていることを示していると指摘している。
9月27日に行われた自民党総裁選には9人が出馬。石破氏は1回目の投票で2位となり、決選投票で勝利を収めた。世論調査でリードしていた元環境相の小泉進次郎氏は3位で決選投票には進めなかった。1回目の投票で首位に立っていた中国共産党に強硬な安倍晋三元首相の後継者と見られていた高市早苗経済安保相は、決選投票で石破氏に敗れた。
産経新聞元台北支局長である矢板明夫氏は大紀元に対し、石破氏の勝利は彼の穏健な外交政策が有権者に支持されたことを示していると語った。
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