香港高等法院(高裁)は28日、2019年の反政府デモの際に民主派の間で広く歌われた「香港に再び栄光あれ」について、演奏などの禁止を求める政府の訴えを退けた。高等法院前で21h撮影。(2023年 ロイター/Tyrone Siu/File Photo)
[香港 28日 ロイター] – 香港高等法院(高裁)は28日、2019年の反政府デモの際に民主派の間で広く歌われた「香港に再び栄光あれ」について、演奏などの禁止を求める政府の訴えを退けた。
政府は中国の国歌に対する侮辱に当たるとして、同曲の演奏やネットなどでの拡散、編曲や替え歌、歌詞の印刷などの禁止を求めていた。
高裁のアンソニー・チャン判事は、表現の自由に対する権利を認識すると共に、政府の禁止命令を認めれば「萎縮効果」を生む恐れがあると指摘した。
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