アメリカ海兵隊は沖縄に駐留する部隊をグアムなどに移転する計画の一環として、約100人の隊員がグアムへの移転を開始した。
海兵隊は、日本、グアム、ハワイを拠点として、部隊を配置し、また定期的に部隊を移動させることで、インド太平洋地域に常に存在感を示すことができる。これにより、インド太平洋地域における米軍の即応態勢と影響力の維持が期待される。
中谷元(なかたに・げん)防衛大臣は14日、アメリカ海兵隊のおよそ100人からなる第1陣がグアムに移転を開始したことを発表し、第1陣は、来年にかけて移転を終えるとした。
【続きはこちら】
沖縄の米海兵隊 約100人がグアムへ移転開始
米海兵隊は沖縄に駐留する部隊を移転する計画の一環として、約100人の隊員のグアム移転を開始した。移転費用総額86億ドルの内、日本は最大28億ドルを負担する。移転先では、隊舎、訓練場などの整備が行われている。
【関連記事】
中谷防衛相が沖縄の玉城知事と会談 基地負担軽減アピールもすきま風
中谷元防衛相と沖縄県の玉城デニー知事が会談。中谷氏は、地負担軽減に取り組む姿勢を強調するも、玉城氏は硬い表情を崩さなかった。
米日豪合同軍事演習 米国防長官が安全保障を再確認
米国、日本、豪州が42年ぶりの最大規模の合同軍事演習を実施。オースティン国防長官は日本を訪問し、演習を視察。中国、北朝鮮、ロシアなどの軍事的緊張が高まる中、来日の目的は
日米拡大抑止協議 中国の核拡大やロシア 北朝鮮の脅威に対応
日米両政府は、厳しさを増す東アジアの安全保障環境を踏まえ、拡大抑止の強化に向けて協議を行った。中国共産党による核戦力の急速な拡大、北朝鮮とロシアの軍事協力深化、ロシアによる核威嚇などの地域脅威に対し、政策調整や防衛能力の連携を強化する方針を確認した。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます