2024年2月、集団で塔を登り、「自殺」をほのめかして、未払い給料の支給を求める広西省の出稼ぎ農民労働者の姿。(SNS投稿動画よりスクリーンショット)
「給料を払ってくれ。さもなければ飛び降りる」。そう言って、ビルの屋上に座り込む労働者の姿を映した動画は、しばしば中国のネットに出回っており、もはや珍しい光景ではなくなった。
飛び降りると言うが、彼らは「本当は生きたい」のだ。
つまり彼らは、本当に死にたくて屋上にいるのではない。きちんと働いた分の給料をもらって親や家族を養い、最低限の生活をしたいだけだ。しかし、もらう権利があるはずの給料が、すでに何か月も支給されていないのである。
ただし、それがただの演技ではなく、本当に飛び降りて自殺してしまうケースもある。それほど彼らは今、どうにもならない絶望感に追い詰められている。
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