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では、誰が懸案となっている土地の占用者なのか。実のところ、この問題は非常に簡単で、道路優先権者が誰なのかを見ればいいのだ。道路優先権は敷地の所有権によって決まる。本案件に関する土地の所有権は集団に属し、道路優先権が姚坑村に属している点に疑いの余地はない。
つまり、姚坑村こそが本案件に関わる土地の実際の占用者なのだ。たとえ今回土地の使用が犯罪となったとしても、犯罪者は間違いなく土地の実際の占用者、すなわち道路優先権を持つ者であって、林樟旺らではないはずだ。林樟旺らが本案件の投資で得られる合同権益は、姚坑村の土地権益上における一種の副次的権利に帰属するものである。
道路整備で土地を占用する必要があるのか、あるとすればどれほどの土地を占用し、どのように占用するかなど、これらの権利は法律が定める権利であり、すなわち所有権者の持つ法律で定められた権利であり、契約の取り決めによって獲得できる権利ではない。
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