「10年前まで教師から性的虐待を受けていた」と告発した山東省の女性。しかし裁判所は、この被害女性に2年2か月の実刑判決を言い渡した。イメージ画像、紫禁城を背景にする若い女性。(GettyImages)
「10年前まで、教師から性的虐待を受けていた」。そう告発した山東省の女性がいた。ところが地元の司法当局は、この女性を逆に「有罪」と認定し、2年2か月の実刑判決を言い渡した。
今年8月25日、山東省に住む李璐さん(仮名)は、1審で「恐喝・脅迫、個人情報侵害」の罪で2年2か月の実刑判決を受けた。そのほか、罰金7千元(約14万円)の支払いを命じられた。
李さんは、この判決に不服を申し立てた。二審予定日の11月23日が近づくと、裁判所は一方的に審議の延期を決定したため、ネット上で注目された。ネット上では「(李さんは)当局に、はめられたのだ」との声もある。
今回の李さんのケースは公安、陳情部門、県政府、裁判所など複数の地方政府部門が関与しており、ここに至るまでには非常に複雑な背景がある。
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