トヨタ自動車の豊田章男会長は電気自動車(EV)の需要現象について、人々はようやく電気自動車の現実に目覚めつつあると述べた。写真は2021年12月撮影 (Photo by BEHROUZ MEHRI/AFP via Getty Images)
トヨタ自動車の豊田章男会長は先週、電気自動車(EV)に対する需要が減少しているのは、EVが二酸化炭素の排出量削減の特効薬ではないという現実に、消費者が気づき始めているからだと語った。
豊田氏は、東京のジャパンモビリティショーの開幕を前に記者団の質問に答えた。「カーボンニュートラルの達成という山を登る方法はたくさんある」と述べ、ハイブリッド技術や水素技術に資金を投じる同社の全方位戦略の正当性を強調した。
電気自動車の普及に懐疑的な見方を示してきた豊田氏は今年、トヨタ自動車の社長から退いた。同氏をめぐっては、トヨタがバッテリーEVの早期普及に本腰を入れていないのではないかという批評があった。
- 社長と会長で異なる見解
- 需要の落ち込み
- 航続距離に不安も
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