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このほど、四川省で当局のダム建設に反対して連日のように抗議活動を行ってきたチベット人1千人以上が現地警察に逮捕されたことがわかった。画像は当局者の前に跪いて、ダム建設を中止するよう懇願する僧侶やチベット人。(SNSより)
四川省で進められる中共当局のダム建設に反対して、連日のように抗議や中止を求める請願活動を行ってきたチベット人や僧侶が、現地警察に一斉逮捕された。拘束された人数は、1千人以上に上る。
「1千人を一斉逮捕」という段階で、すでに想像を絶する異常性がある。しかも、凍てつく寒さのなか、拘束されたチベット人は公安から拷問を受け、食事が与えられないため空腹のあまり気絶する人もいるという。
問題のダムは、金沙江という、下流で長江につながる大河につくられようとしている。このダム建設によって水底に沈む6つの寺院のなかには、貴重な古代の壁画が保存された千年以上の歴史をもつ古刹・汪堆寺(おうたいじ)も含まれる。
当局のダム建設をなんとか阻止しようとして、現地の僧侶やチベット人はこれまでに何度も抗議をしてきた。地面に土下座して、懇願する姿も伝えられている。
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