台湾当局は2024年2月20日、中国から輸入した「唐辛子粉」のなかから、発ガン性をもつ工業用染料スーダンレッド(蘇丹紅)を検出したと発表した。(台湾中央通訊社より提供)
台湾の衛生福利部(保健省)食品薬物管理署(食薬署)は20日、中国から輸入した「唐辛子粉」のなかから、発ガン性をもつ工業用染料スーダンレッド(蘇丹紅)が検出されたとして、不合格品の製造元や輸出業者21社を対象に、同日から3か月間、輸入検査の受理を停止すると発表した。
中国から発ガン性物質入りの唐辛子粉(8キロ)を輸入した台湾の食品企業は、それを使ってスナック菓子「蝦味先(香辣口味)」を製造し、すでに市場に流出している。
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