マスク着用が頭痛やかゆみ、酸素の欠乏など、健康への悪影響につながることが、研究から明らかになった。
5日、新型コロナパンデミック時のマスク着用による悪影響を調べた2,168件の研究のシステマティックレビューが、研究ジャーナル「フロンティアズ・イン・パブリック・ヘルス」に掲載された。
同レビューは「医療用サージカルマスクとN95マスクの両方に有意な影響が見られたが、後者の影響の方が大きかった」と述べている。
複数の研究のメタ分析によれば、頭痛はマスク着用者の間で「最も頻繁に見られる症状」であり、一般的なマスク使用者の62%、N95マスク使用者の70%に見られた。息切れは、一般的なマスク使用者の33%、N95マスク使用者の37% に見られた。
かゆみは、サージカルマスク着用者の17%が経験し、N95マスク着用者では51%に達していた。また、38%がニキビを、36%が肌荒れを、5%がめまいを経験していることが分かった。
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