1月17日、米最高裁判所はTikTokの敗訴を確認し、アメリカ政府が制定した法律に基づき、全米でのTikTokアプリの使用を禁止する判決を下した。この決定により、約1億7千万人の米国ユーザーは重要な表現チャンネルを失うこととなったが、国家安全保障を最優先する方針が示された。
最高裁は17日に異議のない意見を発表したが、署名はなかった。
意見の中で、最高裁は1億7千万人の米国ユーザーにとって、TikTokが「独特で広範な表現チャンネル、参加方法、コミュニティーソース」を提供していると述べた。
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米最高裁 TikTok禁止令を維持 全米での使用が不可能に
米国最高裁が1月17日にTikTokの敗訴を確認し、1月19日に施行される禁止法によってTikTokは全米で禁止されることに。判決では、国家安全保障の懸念が重要であると強調された。
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