IPAC年次総会が30日、台湾・台北で開かれ、24の国と地域から総勢49人の超党派議員が集まった(IPAC)
30日、台北で開催された第4回対中政策に関する列国議会連盟(IPAC)年次総会で頼清徳総統が演説し、「中国(共産党)によるどの国への脅威も、世界の脅威だ」と強調した。中国共産党の脅威について改めて警鐘を鳴らし、防衛の自主性強化と民主国家との連帯を訴えた。
総会には日本を含む23か国と欧州議会から49人の議員が参加し、台湾を訪問した過去最大の議員代表団となった。頼総統は、これほど多くの国際的な議員団の訪問が「台湾に対する重視と支持」を示していると評価した。
頼氏は台湾の防衛について、「戦争を防ぐために備え、平和を達成するために力を持つ必要がある」と述べ、国防の自主性推進、海外からの軍事調達の継続、全国民的防衛システムの構築に取り組む方針を示した。
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