[上海/香港 17日 ロイター] – 中国当局が公務員や国有企業職員の私的な海外旅行を制限している。海外との個人的なつながりについても調査を進めており、専門家は外部との接触を遮断する狙いがあるのではないかと指摘している。
現役の職員や元職員10人がロイターに語ったところによると、職場での規制は2021年以降拡大しており、海外旅行の禁止、海外旅行の頻度・期間の制限強化、承認手続きの厳格化といった措置が導入されている。
新型コロナウイルス規制とは無関係で、中国が1月に国境を再開した後も海外旅行に対する監視は強まっているという。
中国国家社会保障基金など8つの政府系機関が過去2年間に公表した通知8件でも、詳細は明記していないものの、職員の私的な海外旅行に対する規制が強化された。
中央・地方政府も職員やその家族の海外とのつながりについて情報収集を進めている。
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焦点:中国が政府系職員の海外旅行規制、外部との接触遮断か
中国当局が公務員や国有企業職員の私的な海外旅行を制限している。海外との個人的なつながりについても調査を進めており、専門家は外部との接触を遮断する狙いがあるのでは...
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