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ドイツ・ベルリン市内の学校で机に置かれたノートとペン、参考写真 (Photo by Sean Gallup/Getty Images)
今や教師のほとんどは、人工知能プログラム「ChatGPT」の存在を耳にしている。人間離れした文章作成能力を持つChatGPTは、世の中のありとあらゆる話題のほとんどについて、明快で、一貫性があり、読み手を感服させる文章を書くことができてしまう。
どんな文章でもChatGPTにお任せあれ。カナダ史を要約した1000字の注釈付きレポート、好きな都市の美点を褒め称える500字の記事、皆に良い1日が来ることを願う50字のハッシュタグ付きツイートだって書けてしまう。今まで数時間かけて書いていた記事やレポートは、今やほんの数秒で出来上がる。
無論、この新しいAIプログラムが教育現場に与える影響は大きい。教師たちは常日頃、生徒たちがこのプログラムを悪用しないよう見張っていなければならないが、ChatGPTによる不正行為を暴くのはほぼ不可能に等しい。ChatGPTは、同じ質問に対して異なる回答を出すだけでなく、文体を変えたり、意図的に事実と異なる内容を回答に加えたりすることもできる。こうして、生徒が課題提出に際して不正行為をおこなっていることを証明するのは非常に難しくなる。
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