2024年1月10日、エジプトのイスマイリアで、スエズ運河を通って紅海に向かう船。(Sayed Hassan/Getty Images)
イエメンの反政府武装組織フーシ派による紅海航運の襲撃が原因で運賃が上昇し、世界の輸出入貿易に影響を与えている。特にアメリカを含む世界の輸入業者は貨物輸送に不安を抱き、中国の製造業者は、今年がこれまでで最悪の年になると語っている。
中国南方にあるクリスマスツリー製造業者Golden Arts Gifts & Decorの経理Richard Chan氏は、「今年は利益を考える年ではない。ただ生き残るだけが目標だ」と述べ、「紅海の危機は本当に頭痛の種だ」と語っている。彼は、今年が20年以上のキャリアの中で最悪の年になると予想しているという。
同社の顧客にはウォルマートが含まれ、約80%の製品がアメリカとヨーロッパに輸出されている。紅海での襲撃により出荷が遅延し、顧客は通常よりも1か月早く注文を出すよう求められている。
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