1月10日、FacebookとInstagramの親会社であるメタ社は、DEI(多様性、公平性、包括性)チームの廃止と関連計画の終了を従業員に通知した。この動きは、同社の方針における大きな転換点を示している。
米メディアAxiosの報道によると、メタ社の人事担当副社長ジャネル・ゲイル氏は、従業員宛の内部メモで「DEIを取り巻く法的・政策環境が変化している」と述べ、これを方針変更の理由に挙げた。ゲイル氏は、DEIという言葉が「物議を醸し、一部では特定の集団への優遇を示唆すると捉えられている」と説明した。
今後、メタ社はDEIに特化したチームを設けず、同チームを率いていたマクシン・ウィリアムズ氏は、同社製品の利便性向上やユーザーエンゲージメント強化を担当する新たな役職に移る。また、「多様な候補者リスト方式(Diverse Candidate Slate)」と呼ばれる、全ての職位で多様な候補者を考慮する計画も廃止する。
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メタ社 多様性チーム廃止 方針を大幅変更
MetaがDEIチームを廃止し、多様性に関する方針を見直す大幅な転換を発表。法的・政策環境の変化を理由に、関連計画も終了した。
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