ぼんさんから届いたコメントは、
「身体の悩みの本質がイメージできる」とは、具体的にどんなことでしょう?
たとえば、患部が黒々にみえる、細胞が圧縮されている様子が見える、リンパ・血流が滞っている、あるいは、メンタルな部分の故障が何らかの形で感じ取れるとか。。。ですか?
というもので、これをよく読んでみると、
ぼんさんは、身体の内部組織に対する「透視能力」「センサー能力」に関心を抱いているように思えます。
とすれば、コメントに対する昨日の私の返事は、ややスジ違いだったかもしれません。
但し「身体の症状の本質の謎を解く、症状のメカニズムを読み取る」という知能も「透視能力」一つであり、重要な技能であることを、認識していただきたいと思います。
では切り換えて、
私の手の「センサー感覚」について述べてみます。
つまり私の手を通して、「何が見えるか、何が感じ取れるか」ですが、
例えば、対象者のお腹の上に手を置いたときの状況として、
例1----「暗黒、真っ暗闇」を感じる
例2----「empty.=スカスカで素通りする」感じ
例3----「ごろごろした塊が転がっている」感じ
例4----「何かに引っ掛かかって、動かない」感じ
例5----「冷えている」または「温かい」
例6----その他、ケースバイケースで様々な感覚
~~~などなど、多様です。
なお、上のような「センサー感覚」は、それほど特殊な能力ではありません。
人間の手からは遠赤外線が出ているので、人間誰しも大なり小なり持っている感受性です。ある意味、遠赤外線機器による投影に似ているか、な。
訓練次第でパワーアップすると思います。
しかし・・・、
「見える」「透視できる」「センサー能力がある」
それだけでは、身体の症状を改善することは出来ません。
レントゲンで、肺に影を認めても、症状改善に繋がらないと同じです。
。。。この先が重要です。闘いです!。。。
センサーした異常な感覚が何を意味しているか、を考察し、
正常な生態(症状のメカニズム)と
異常な生態(症状のメカニズム)との違いがどこにあるかを分析し、
異常を → 正常に修復する技術を習得し、身体に応用する。
~~この一連の作業が重要で、難しいのです。
~~一連の作業が正解なら、生理痛が治ったり、下痢が止まったりという成果が得られます。
~~しかし不正解なら、症状は改善しません。症状がかえって憎悪することもあるでしょう。
立場や方法の違いはありますが、私の整体も、医療と同じようなことを目指しているように思います。
話は変わりますが、
原発事故という異常事態をセンサーし、分析できても、
それを修復する現場の作業は、難航を極めるものでしょう。
現場のスタッフ、作業員様、ご苦労様です。
私の”頭の悩みの本質”がセンサーされたような・・・
正常と異常を見分け、異常を正常に。
人がやるには高度な技術が必要ですね。
身体自身が治してくれれば、手っ取り早い?