みーばぁ整体室より: 体の謎とバトルの日々

みーばぁ整体室の現場では、病気や痛みや体の謎を解きつつ施術が進みます。謎が解けると施術も上手くいく。それが楽しいの。

顎関節症、その構造を知っておこう・・(2)

2011-09-21 | 舌 歯 口 のど 顎関節

皆さんは、顎関節って、どこにあるか ご存知ですか?

耳の前あたりにあります。

耳の前に手を当てて口を開閉させると、動くところ。

そこが顎関節です。非常に複雑な動きをします。

 

口を動かすと、顎関節結節の下にある突起が、前後左右に動きます。

結節と突起のすき間(顎関節窩)は、ほんの僅か・・。

この顎関節窩が、狭すぎても広すぎても咬み合わせ異常が発生し、

顎関節症が発生します。


顎関節症には様々な症状がありますが、

1口を開いたり閉じたりの運動制限や異常・・顎運動障害

2顎関節の周囲で、痛みが出る・・顎関節痛

3口を動かすと、カクカク、ゴリゴリなどの音がする・・顎関節雑音

が、主要3症状と言われています。


顎関節の周りには、筋肉が複雑に張り巡らされています。

咬筋は、顎関節を動かす大きな筋肉ですが、

頚や顎の筋肉も、顎関節の運動を制御するので、注意が必要です。

 

次回は、顎関節症に対して、私がどのようなアプローチをしているかのお話です。

 



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