みーばぁ整体室より: 体の謎とバトルの日々

みーばぁ整体室の現場では、病気や痛みや体の謎を解きつつ施術が進みます。謎が解けると施術も上手くいく。それが楽しいの。

歯ぎしり/顎関節症の事例2

2013-05-07 | 舌 歯 口 のど 顎関節

M氏の奥さんに頼まれました。

「ウチの主人、最近、歯ぎしりがスゴくて、

もう、睡眠不足ですよ。・・同じ部屋で寝たくない。

センセイ、今度、主人をみて下さい」と。

 

M氏が来室したので、

「歯ぎしりを治して欲しいと頼まれたのですが」と言うと、

「・・らしいですね。ボクは全然分からないんだけど・・」と。

 

さっそくM氏の噛み合わせを調べてみました。

~~上の歯並び(上顎)は問題なし。左右の高さが揃っていました。

しかし、下の歯並び(下顎)は、傾斜があって、

右奥歯が上がり、左奥歯が下がっていました。

 ←こんな感じ(模式図)かな。

右側の歯列は、上と下の歯がギュッと閉じていて、

左側の歯列は、上の歯と下の歯の間にすき間がある状態、でした。

しかも、下顎全体が下垂していた。

 

M氏の場合、この歯並びの左右の歪みが、

眠っているときに、歯ぎしりを引き起こす可能性は高い。

ということで、

下顎の段差を是正するためのMiz 整体を行いました。


下顎の段差は、あごを支える首の筋肉や咬筋の歪み、顎関節の歪みなどを修整することで、若干の改善が図れます。

しかし下顎の下垂は、首の角度(前傾)を修正する必要があり、これは本人の姿勢と密接な関係があります。

M氏には、姿勢のとり方について、注意を説明しました。

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その後日談ですが、2週間後にM氏が来室したので、

「その後、歯ぎしりはどうでしょうか?」とお尋ねすると、

「さあ、どうでしょう。・・ボクには分からない」と。

そりゃそうだ。・・本人には分からないわ、ねぇ。。。

でもM氏。付け加えて言うには、

「そういえば、うちの奥さん、歯ぎしりの話をしなくなったかな」と。

・・・奥さんに聞いてみないと、ホントのことは分からない、な。

 

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 ところで、

今朝のHHKの「あさイチ・スゴ技Q」は、姿勢の話でした。

悪い姿勢をしていると、首(頭)が前に出るという説明が分かりやすくて、なかなか良かったんだけど、見た人いませんか?

そして、首が前に出ると、下顎が下垂しやすいことも覚えておいてネ。

見なかった人は、スゴ技Q をクリックして参考にして下さい。

 


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