M氏の奥さんに頼まれました。
「ウチの主人、最近、歯ぎしりがスゴくて、
もう、睡眠不足ですよ。・・同じ部屋で寝たくない。
センセイ、今度、主人をみて下さい」と。
M氏が来室したので、
「歯ぎしりを治して欲しいと頼まれたのですが」と言うと、
「・・らしいですね。ボクは全然分からないんだけど・・」と。
さっそくM氏の噛み合わせを調べてみました。
~~上の歯並び(上顎)は問題なし。左右の高さが揃っていました。
しかし、下の歯並び(下顎)は、傾斜があって、
右奥歯が上がり、左奥歯が下がっていました。
←こんな感じ(模式図)かな。
右側の歯列は、上と下の歯がギュッと閉じていて、
左側の歯列は、上の歯と下の歯の間にすき間がある状態、でした。
しかも、下顎全体が下垂していた。
M氏の場合、この歯並びの左右の歪みが、
眠っているときに、歯ぎしりを引き起こす可能性は高い。
ということで、
下顎の段差を是正するためのMiz 整体を行いました。
下顎の段差は、あごを支える首の筋肉や咬筋の歪み、顎関節の歪みなどを修整することで、若干の改善が図れます。
しかし下顎の下垂は、首の角度(前傾)を修正する必要があり、これは本人の姿勢と密接な関係があります。
M氏には、姿勢のとり方について、注意を説明しました。
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その後日談ですが、2週間後にM氏が来室したので、
「その後、歯ぎしりはどうでしょうか?」とお尋ねすると、
「さあ、どうでしょう。・・ボクには分からない」と。
そりゃそうだ。・・本人には分からないわ、ねぇ。。。
でもM氏。付け加えて言うには、
「そういえば、うちの奥さん、歯ぎしりの話をしなくなったかな」と。
・・・奥さんに聞いてみないと、ホントのことは分からない、な。
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ところで、
今朝のHHKの「あさイチ・スゴ技Q」は、姿勢の話でした。
悪い姿勢をしていると、首(頭)が前に出るという説明が分かりやすくて、なかなか良かったんだけど、見た人いませんか?
そして、首が前に出ると、下顎が下垂しやすいことも覚えておいてネ。
見なかった人は、スゴ技Q をクリックして参考にして下さい。
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