先週の「ためしてガッテン」は、「成人・偏平足」の話でした。
加齢や立ち仕事で、足首に異常な力がかかると、
内くるぶし(足首の内側)に、腫れや変形や下垂が起こり、
歩くと痛みが出て、歩けなくなる、という「成人・偏平足」。
成人・偏平足は、土ふまずのアーチ力が低下すると起こり、
「後けい骨筋腱」=膝の内側と土ふまずを結ぶ強力な腱= が弱まると、アーチ力も弱まると、「ためしてガッテン」では言っています。
土ふまずの アーチ力が弱い 土ふまずの アーチ力が強い
なぜ、後けい骨筋腱(膝~土ふまず)が弱まるのでしょう。
それは、足~足首の内側~母指に、過剰な力や体重がかかり、
それは、かかと~足の小指側への筋力が弱いことの現れ、
~とMiz は考えています。
6回のバレエの講習会を受けてみて、
バレエの基本動作には、土ふまずのアーチを作るための工夫が沢山あると感じました。
バレエでは、まず、かかとへ重心を乗せることが基本となります。
その上で、立つときは、
足の内側(土ふまず側)を伸ばすと同時に、
足の外側(小指側)にも体重を乗せて、しっかりと立ちます。
この基本動作を踏まえて、
つま先立ちという動作を行います。
かかととつま先の間に、アーチがくっきりと出来ていますね。
「つま先立ち」は、しかしながら、体が前傾しやすい動作です。
かかとに重心が乗っていないと、体は前傾します。
頑張って行うと、土ふまず部がスジっぽくなります。
アーチ力はかえって弱まり、足が変形する危険があります。
~~基本を踏まえてつま先立ちをしないと、逆効果ですね。
Miz の感想ですが、
かかと~足の外側(中指~小指)への筋力をアップして、
「正しいつま先立ち」が出来るようになると、
お尻、腰、背中の筋力がキュッと締まる!ように感じましたよ。
ただし、脚力アップの代償として、
太ももが太くなるかも・・!
・・それって、好いことなんですけどね。
内転筋も強くなるし。足底のアーチ力もアップするし、
成人偏平足にならないコツ、の一つではないでしょうか。
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