夕方「イチロー」の散歩へ行く為にリードをつなぎ変えたりして10米程行った時自分のズボンが下にズレて来た(お腹が出て来た為)のでリードの輪っかを指に引っ掛けてズボンをずり上げている最中に、イチローの奴ここぞとばかりに、グイとリードを引っ張っぱるので、自分の手元から離れてしまった。
自由を得たとばかりに一目散に木の茂みに駆け込み、隣家の脇をすり抜けて、呼べども帰って来なく成りました。
我が集落を歩いたり、自転車でぐるぐる回って探し続けました。
ああもうだめか、動物愛護センターへ電話するかと思いながらもう一度探そうと家を出たら、知り合いのばあちゃんが、あんたんとこの犬が国土沿いのレストランの所に保護してあるよと、自転車で伝えにやって来た。
ヤッター、又何で???
何であんなところへ行ったのだろう
先ずは引き取りに行く、レストランの主人はこの犬大人しいなー、首輪の迷子札に書いてあったので電話したけど出てこられなかったよ。
ああー、済みません、犬を探しまくって走り回っていたものですから。
お礼を言って一旦失礼する事にした。
その後、レストランと婆ちゃんにはお礼にビールを持って行き重ねてご迷惑をおかけしたことを詫びた。
ああ~、散々心配かけやがってコノヤロー
後で思ったことだが、この犬は動物愛護センターから譲って貰ったもので、迷子に成って保護されたのが合併以前の旧制の町の内の一つの地域なので、もしかしたら本能的に自分の育った場所や飼い主を求めて足が向いたのかもしれない。
私が朝夕の散歩の時、農家の方が軽トラを止めていると運転席を伸び上って覗く事が多くあります。
飼い主をさがしているんだな~と考えると
可愛そうになります。
私には未だ心を向けてくれていないような気がします。