夕方、昼間一日家の前に繋いでいた「カナ」を
犬小屋へ戻すためにリードを付けると、喜び勇んで庭をグイグイと私を引っ張り回す。
なにかものすごく力が強くなった気がする。
人間で言えばあと半年で二十歳と同等の年令になるのだ、無理ないか。
そんなことを思いながら庭を歩いていると
どこからか〇〇さ~んと声がする。
ぐるーっと見回しても分からない、もう一度声がしたのでそちらを見ると、車庫の影に成る方から
お隣さんが声をかけてきた。
は~い、と言って駆け寄ると、筍を両手にしている。
持ってきたけど要るかい・・・
小ぶりで柔らかそうな感じだ
あ~、ありがとうね
そうだね、そのままお煮しめにしても良さそうだし、筍のちらし寿司なんかいいね~
その夜は思いもしなかった筍のちらし寿司を、嫁さんが作ってくれた晩御飯をを頂きました。
お隣さんありがとうございます。