♪☆♪チキンファミリー♪☆♪

私たちはにわとりの親子。よく笑い、よく泣いて、仲良し家族の日常をつづっています。

入試結果

2011年01月12日 13時14分48秒 | 家族
今日はひよこの第1志望校の発表がありました。
土曜日、午後から家族で愛媛の希望校がある市のホテルへ。
途中四国で雪が残っている場所などもありましたが、穏やかな天候でフェリーも予定どうり出航しました。
乗り場にあるレストランで、めんどりは縁起を担いで「カツどん」を注文。
ひよこは牛丼、おんどりはちゃんぽんでした。
フェリーは70分ほどで、ちょっと睡眠をとるのにちょうど良い時間です。
おんどりとめんどりは枕を借りて横になり、ひよこは退屈そうに本を読んだり、テレビを観たり。
このフェリーに乗るのも4回目だったので、慣れてきました。

尾根伝いにひた走り、高速無料区間を有効に使い、ホテルに着いたのは17時くらいでした。
学校までどのくらいかかるか下見して、以前行ったお寿司やを探したのですが、反対側に出てしまい迷うこと30分以上。「何でもいいって言わないもんな」とぼやくおんどり。ナビを自宅にセットしてやっと見つけたお寿司屋さんが・・・・焼肉店に変っていました~。
受験の前に焼肉をぱくつくのもちょっと胃がもたれそうだったので、とりあえずホテルに戻って、近くのおすし屋さんを教えてもらうことにしました。
ホテルに着いたのは18時ごろでした。食べることでこんなに時間を使うなんて、めんどりはちょっとイライラ。
フロントで地図を受け取り近くの和食レストランへ行きました。
お寿司はブリの炙り焼き寿司があったので、ひよこは迷うことなくそれを注文し、鶏のから揚げとご飯、めんどりは天丼、おんどりはちりめん丼で晩ご飯を済ませました。
隣にあった一六タルトのお店でお土産とデザート用に3つ買ってホテルへ。

チェックインの時にフロントでキットカットチョコに「応援してます」とかかれたプレゼントがありました。翌日の朝食場所で出会ったのですが、このホテルには我が家の他に4人の受験生がいました。
みんな賢そうに見えました。

ホテルの部屋は8階の眺めが良い場所で、お正月に泊まった地元のホテルと同じくらいの広さがあり、快適でした。テレビ好きのひよこですが、この日は一切スイッチを入れることもなく、最後の復習をしました。

当日緊張していたのでしょうね、ひよこに、「食べておかないと」と勧めましたがご飯と塩サケを少ししか食べていませんでした。

待機場所の体育館には早めに行ったつもりでしたが、もう後ろの方の席しか空きがありませんでした。
松山会場での受験者は8人の欠席者があり746人でした。
東京124人、大阪859人と聞いていたので、1729人がこの学校の入試を受けたのですね。(東京、大阪も当日欠席もあったでしょうが・・・)
去年までは全体で800名ぐらいだったのに大阪会場受験者が殺到してこの数字になったようです。
厳しい年に当たってしまったので、相当良い得点を取らないと合格は難しいと思っていました。
ひよこの通っている塾の集まりが8時からあり、そこで受験生たちに先生から最後の授業をしていただきました。途中から後ろで聞いていたのですが、「20分の休みに走ってここまで帰って来たりするな。全力を出し切らないと、今まで応援してくれたお家の方、先生方、そして、何より自分自身に失礼なんだぞ!」と言ってくださいました。
ひよこは一番前の席でうなずきながら聴いていました。
後ろで涙ぐんでいるお母さんも居てめんどりも目頭があつくなりました。
ひよこを信じて待っていようと決めました。

校庭に出て声を出し、試験会場に向かう受験生たちを見送って待機場所でおんどりと読書をして過ごしました。
言いつけを守って休み時間に帰ってくることもなく、算数が終わったお昼過ぎ、顔面蒼白のひよこに、なんて声をかけたらいいのかわかりませんでした。
塾の先生と同じように「最後まであきらめるな、全力を出して社会頑張って」と伝えたような気がします。

すべてが終わったひよこの顔は、「やれるだけはやった」といった表情でした。
算数がとても難しかったらしく、この学校とは縁がなかったのかな~と何とか気持ちを落ち着けようとした中2日でした。

そして今日を迎え、一仕事してポストを見ても空っぽ。
何回も物音がするとポストへ。
不合格だとレタックスだけらしかったので、封筒が2つあったときには、体中の力がぬけてしまいそうなくらいでした。
まずレタックスの封筒をこじ開けると「合格おめでとうございます」と大きな字であり、あなたをお迎えできることは○○学園にとって大きな喜びです。入学手続きの書類を本日発送しますので、すぐに手続きをして下さい。と小さな字でありました。

応援してくださった皆様ありがとうございました。
希望の学校で青春時代を夢に向かって歩んでゆくひよこを、これからもどうぞ温かく見守ってやってください。
世の中の人のために頑張る人間になって欲しいです。
(めんどり