天地に生きる人類が直面する最大の危機07/10

【倫理・道徳・因果の教育】

【司会者】：老教授，我們再把剛才的那個問題，我們再來向您請教一下。現在有人就反省，第一個這個案例說明西方教育的失敗，第二個競選就是民主制度的失敗。他們總結的有道理嗎？
老教授、先ほどの問題をもう一度お教え頂きたいのです。今このように反省している人がいます。最初の事例は欧米の教育の失敗であり、二番目は選挙、つまり民主制度の失敗です。彼らの結論は道理があると言えるでしょうか？

【浄空法師】：不能說沒有道理，在整個的來講，就是我們這一代，不只這一代，大概過去推上去至少是三代到四代，我們把倫理、道徳、因果的教育丟掉了。倫理主要是講人與人的關係；道徳是人與人相處的規範；因果，因果之發生可以說跟宇宙的起源是同時的，善因一定有善果，惡因一定有惡報。所以在過去歷代我們把這個教育抓得非常之緊，所以多多少少人還有一點良心，雖然是作惡，他還有個限度，他還有畏懼。如果這三種東西沒有了，那真的叫無法無天。
道理がないとは言えません。全体的なことを言えば、私たちの世代だけでなく、おそらく少なくとも三世代から四世代前まで遡るでしょう。私たちは倫理、道徳、因果の教育を失ったのです。倫理は主に人と人との関係を説きます。道徳は人と人とが接する際の規範です。因果の発生は宇宙の起源と同時と言って良いでしょう。善因には必ず善果があり、悪因には必ず悪報があります。昔はこの教育が非常に厳格だったので、多くの人は良心を持っていました。悪い事をしても限度があり、また恐れがありました。もしこの三種類のものが無くなれば、本当に無法の限りを尽くすことになります。

【司会者】：倫理、道徳、因果。
倫理、道徳、因果。

【司会者】：我們就發現人類歷史上幾千年當中，真正傑出的政治家，幾乎沒有是競選出來的。譬如說像在中國諸葛亮、范仲淹，這些千古名臣，舉世矚目，那都是很少見很少見的，名垂千古，他們都不是競選出來的。諸葛亮三顧茅廬求請出來。如果要是用現在這種競選制度，很有可能諸葛亮不可能出現。
人類の歴史数千年の中で、真に傑出した政治家は、選挙で出て来た人はほとんどいません。例えば中国の諸葛亮、範仲淹のような千古の名臣、世間の人が注目する人は、本当に極少数です。不朽の名を残した人たちは、選挙で選ばれたのではありません。諸葛亮は三顧の礼を尽くされ、請われて出て来ました。もし今のような選挙制度であれば、おそらく諸葛亮は現れなかったでしょう。

【浄空法師】：不可能出現。
現れるのは不可能です。

【司会者】：那歷史會不會改寫？
もしそうなら歴史を書き換えなければなりませんね？

【浄空法師】：會，確實。
そうですね。確かに。

【司会者】：這種制度出不來好的領導人才嗎，競選制？
このような制度では良い指導者は出て来ないのでしょうか、選挙制では？

【浄空法師】：不容易，為什麼？真正好人才不願意去參加，道理在此地。誰願意到街上自己讚歎自己，這在佛法裡面是犯戒的，佛法叫自讚毀他，這是重戒，讚歎自己，毀謗別人，這成什麼話！這首先你的行就沒有了。
容易ではありません。なぜでしょう？本当に良い人材であってこそ、参加したいと思わないものです。道理はここにあります。誰が街頭で自画自賛したいと思うでしょうか？これは仏法では戒を犯すことです。仏法では自分を称賛して他人を誹謗することを重く戒めています。自分を称賛して他人を誹謗するなど、そんな話があるでしょうか！これでは第一に徳行がなくなってしまいます。

【司会者】：人類普遍的美徳是謙虛。
人類の普遍的な美徳は謙虚さですね。

【浄空法師】：對，不錯，謙虛、禮讓。
その通りです。謙虚、礼譲。

【司会者】：那破壞人類普遍公認的美徳，首先第一個就是競選，現在都是說我好你差，攻擊對方。
それでは人類に普遍的に認められている美徳を壊すもの、その第一番目が選挙ということになります。今では皆自分を褒めて人を誹謗し、相手方を攻撃しています。

【浄空法師】：所以現在這個政治，我講了，無論是民主、君主，不是很重要的，最重要是教育。如果真正人都能夠學到仁義，「仁者愛人，義者」，就是我們今天講合理、合法、合情，古人的解釋「義者循理」，遵循道理，不可以違背道理，我們講人情、國法、事理，情理法都不違背，這叫義。所以人要是講仁，愛人，又遵守這三個大原則，不會做壞事情。
ですから今の政治について私は話しています。民主制か君主制かは重要ではなく、最も重要なのは教育です。もし人が本当に仁義を学んでいれば、「仁者は人を愛し、義者は・・・」【注】、つまり私たちが今日言うところの理に適い、法に適い、情に適うということです。古人の解釈は「義者は理に循（したが）う」です。道理に従います。道理に背いてはなりません。私たちは人の情、国の法、事の理を重んじます。情・理・法に背かない事、それを義と言います。人は仁を重んじ、人を愛するなら、またこの三つの原則を遵守するなら、悪い事はできません。
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　【注】　「仁者愛人，義者循理」・・・・仁者は人を愛し、義者は理に循（したが）う。『荀子』議兵篇。
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【司会者】：天理、人情、國法。
天の理、人の情、国の法。

【浄空法師】：對。
そうです。

【司会者】：現在有這樣一個普遍的輿論，第一個認為要有監督，這個國家要有監督執政黨的這種力量，才會出現公平；第二個就是說要民主，要競選出來，這才會好。這樣分析起來都有問題。
今このような広く知られた世論があります。一つ目は監督が必要だという考えです。この国には政党を監督する力が必要で、それでこそ公平を実現できると考えます。二つ目は正に民主制が必要なのだと言い、選挙で選んでこそ良くなるというものです。このように分析してみると、どれも問題があります。

【浄空法師】：有問題，不在乎這些。我們現在細心去觀察，制度是其次，不是最重要的，最重要的是人的本身，就是人的素質，今天講素質教育。如果人是好人，什麼制度都好；人要不是好人，什麼制度都出毛病。
問題があります。これらを考慮していません。私たちは今、注意深く観察してみれば、制度は二の次であって、最も重要なものではありません。最も重要なのは人そのものであり、人の資質そのものです。今日言うところの資質教育です。もし人が善良であれば、何の制度でも良いのです。人が悪ければどんな制度でも問題が出て来ます。

【司会者】：中國老祖宗教育後人有一句話，我們印象很深，就是說他告訴領導人，凡是那些自我讚美的，說我自己非常好的，你千萬不要重用他，為什麼？流弊，就是容易對後世造成影響，對你以後造成影響。因為這會鼓勵大家起來競爭，削尖了腦袋去爭，到最後你這個領導人會怎麼樣？誰是好人、誰是壞人你分不出來，全都說自己好。所以說我對這個流弊感慨很深，發現現在人你去跟他談流弊，他不知道什麼意思，他都是顯在眼下。這也是一個教育的問題。
中国のご先祖様は、子孫にこのような言葉を教えています。とても印象深いものです。つまり古人が指導者に指摘しているのは、およそ自画自賛して、自分は素晴らしいと言うような輩は、絶対に重用してはならないということです。なぜでしょう？悪習が後世に影響を及ぼすからです。皆に競争を奨励し、頭を尖らせて争っていれば、最後にはこの指導者はどうなるでしょう？誰が良い人で、誰が悪い人なのかさえ区別できません。全員が自分の良さを主張します。私はこの悪習に対して感慨を覚えます。現代の人とこの悪習について話しても、どういう意味なのか理解できません。目の前しか見ていないのです。これもまた教育の問題です。

【浄空法師】：對，這個流弊可以說從滿清亡國之後愈演愈烈，演到今天，不能夠不知道。所以歸根結柢，還是素質教育比什麼都重要，一定要抓緊這一條。
そうです。この悪習は清朝が滅んでから増々酷くなったと言って良いでしょう。今日まで続いています。これは知っておかなければなりません。詰まる所、やはり資質の教育が何よりも重要です。必ずここに力を入れなければなりません。

【司会者】：只顧自己，只顧眼下，這樣是不可能產生偉大的政治家。
自分だけを気に掛け、今だけを気に掛けているようでは、偉大な政治家が出て来るのは不可能です。

【浄空法師】：不可能。
不可能です。

【司会者】：我們再來說法治，現在很多中國人的夢想是建成一個法治社會，我們好像也努力了很多年。但是現在大家發現這麼一個情況，就是說，人要守法它有一個前提，就是說他有守法的願望，他能夠守法。我們分析了一下，這是道徳的表現。
もう一度法治についてお話ししますと、今の多くの中国人の夢は法治社会を作り上げることで、何年も努力を続けて来ました。しかし皆このような状況に気がついています。それは、人が法を守るにはある前提があるということです。つまり法を順守する願望があること、そして法を順守できることです。分析してみれば、これは道徳的な行為ではないでしょうか。

【浄空法師】：不錯。
その通りです。

【司会者】：那這就回到了一個老問題，人要是想人人都去守法，變成一個法治社會，前提是人人是一個有道徳的人，那就回到我們老祖宗的那個宗旨，就是以徳治國，以道治國，以徳化人，那不是中國的說法嗎？
そうなるといつもの問題に戻って来ます。誰もが法を順守すれば、法治社会に変わり、その前提は誰もが道徳を持った人になることです。それからご先祖様の宗旨に戻ってみれば、正に徳を以て国を治め、道を以て国を治め、徳を以て人を教化することです。それが中国の考え方ではないでしょうか？

【浄空法師】：對，中國人講道、徳、仁、義、禮。最高的是道，最低的是禮，法在禮的下面。禮沒有了這才講法，法不一定能維繫住社會，為什麼？鑽法律漏洞的人太多。
そうです。中国人は道、徳、仁、義、礼を重んじます。最高のものは道であり、最低のものは礼、法は礼の下にあります。礼が無くなって、ようやく法を説くのです。法は社会で維持されるとは限りません。なぜでしょう？法律の抜け穴を潜る人が大勢いるからです。

【司会者】：很多人看完您的節目之後才豁然開朗，恍然大悟，原來法治社會的前提是道徳教育。
多くの人は老法師の番組を見た後、忽然と悟るでしょう。本来法治社会の前提となるものは、道徳教育なのです。

【浄空法師】：對，不錯。沒有仁義道徳的基礎，法治流弊就非常非常之多。法律是什麼？實在講，被一些少數人利用，真正一般善良的老百姓他不懂，吃虧的是人民。
そう、その通りです。仁義道徳の基礎が無ければ、法治の弊害は非常に大きいです。法律とは何でしょう？実際のところ少数の人に利用されて、一般の善良な庶民は理解していません。損をするのは庶民です。

【司会者】：很不幸今年我們聽到過兩句這樣的話，一句是胡主席提出來的，胡主席講有一些官員已經麻木不仁了；還有一句是溫總理講的，說一些企業沒有了做人的道徳，他們已經喪失了良心。現在有這樣一個問題，現在不是道徳的問題，是他連做人的資格都沒有，這比道徳又退了一步，那怎麼辦？
不幸なことに今年私たちは二つの話を聞きました。一つは胡主席が提示したものです。胡主席は一部の役人たちは、すでに物事に無感覚になっていると話されました。もう一つは温総理の話で、一部の企業には人としての道徳が無く、すでに良心を失っていると話されました。今ではこのような問題があり、道徳の問題ではなく、人としての資格さえありません。これでは道徳よりも更に一歩後退しています。どうしたものでしょうか？

【浄空法師】：不錯。我們在湯池就是做的這個試驗，看看中國最基本的、最底的底線，越過這個底線就不是人了，就跟畜生沒有兩樣，這個底線就是《弟子規》。《弟子規》的教育，我們做了個試驗，試驗成功了，證明老祖宗講的「人之初，性本善」是真的，只要你教，所以「苟不教，性乃遷」，只要有人好好的教，提倡，回頭的人很多。不到半年，這個小鎮的居民，四萬八千人，居然他就回頭了，就醒悟過來了，這是我們想像不到的。所以有很多人以為說這個法師有好大的威力。錯誤了，我有什麼威力，老祖宗的威力，《弟子規》的威力，《感應篇》的威力，《十善業道》的威力，不是我，與我不相干。誰去做誰就感受到這個力量的強大。
その通りです。私たちは湯池で正にその実験をしました。中国の最も基本的な最低限のライン、そのラインを越えると畜生と変わらず人ではなくなる、その最低ラインが『弟子規』です。『弟子規』の教育を実験して成功しています【注】。ご先祖様が説かれた「人之初，性本善」（人は生まれつき、その本性は善である）は真実だということを証明しました。教えさえすればです。ですから「苟不教，性乃遷」（教えなければ、善の本性も変わってしまう）のです。誰かがしっかりと教え、提唱しさえすれば、改心する人はたくさんいます。半年も経たずに、その村落の住民四万八千人は改心したのです。目が覚めました。これは私たちにも想像できませんでした。ですから多くの人はこの法師は大きな力があると思ったようです。それは間違いです。私に何の力があるでしょうか。これはご先祖様の力であり、『弟子規』の力、『感応篇』の力、『十善業道』の力です。私ではありません。私とは関係ありません。実行してみれば、実行した人がこの大きな力を感じることでしょう。
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　【注】　湯池の社会実験・・・・（湯池／TangChi は地名）浄空法師の故郷、安徽省の湯池鎮で行われた、倫理道徳教育の社会実験のこと。「文化教育センター」を設立し、倫理道徳を教育する教師を養成して、全町民へ倫理道徳を教育する社会実験を行った。 教師は二ヶ月間集中してトレーニングを行い、『弟子規』の教えを実行できるようになってから、それぞれ農村へ赴いて『弟子規』の授業を行った。わずか4、5ヶ月のうちに4万8000の住民たちはお互いに協力し合うようになり、目に見えて道徳の気風が高まったという。2006年の10月、浄空法師はユネスコ（UNESCO、国連教育科学文化機関）の会議においてこの社会実験について8時間に渡り詳細に報告を行っている。
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【司会者】：我們了解到原來司法部的副部長高副部長去參觀湯池，幾天之後，他一開始什麼話都沒有講，很謹慎，最後講了這樣一句話：「今天湯池小鎮的經驗可以救中國。」
私たちは司法部の高副部長は湯池を見学して、数日後、始めは何も話さず慎み深いご様子で、最後に一言このように話されました。「今日の湯池鎮の経験は中国を救うでしょう」と。

【浄空法師】：這是他說的，高昌禮先生說的。
それは高昌礼先生が言ったことです。

【司会者】：我想這是由衷之言。
私はこれは、真心から出た言葉だと思います。

【浄空法師】：所以這個世界到現前這個階段有沒有救？我們的答案是肯定的，只要能夠推行傳統教育，中國有救，世界有救，和諧社會可以落實，和諧世界可以促成，但是這要國家領導人、要媒體。
この世界は今の段階に至って、果たして救いはあるのでしょうか？間違いなくある。これが私たちの解答です。伝統の教育を推進しさえすれば、中国に救いがあり、世界に救いがあり、調和社会は実現できます。調和された世界を促進することができます。しかしそれには国の指導者とメディアが必要です。

【司会者】：您多次的強調這兩點，實在是因為影響太大了，一個是國家領導人，一個是媒體。
老法師は何度もこの二点を強調されています。本当に影響が大きいからです。一つは国の指導者、もう一つはメディア。

【浄空法師】：對。這個東西一結合，像現在混亂的局面，我相信一年的時間，中國社會就恢復到真正是太平盛世，和諧社會。確實所謂的是「夜不閉戶，路不拾遺」，是真正可以做得到的。
そうです。これを結合すれば、今のような混乱した局面は、一年あれば中国社会は回復して、本当の和平と繁栄、調和のとれた社会に戻れるでしょう。間違いなく、いわゆる「夜不閉戸，路不拾遺」（夜は戸を閉めず、道に落ちている物を拾わない。＝社会の風紀がよいこと）は本当に実現できるでしょう。

【司会者】：其實就是把湯池小鎮擴大一下，原理是一樣，方法一樣，再加上這兩個重要因素的推動。
実のところ湯池鎮を拡大すれば、原理も方法も同じで、更にこの二つの重要な要素を加えて推進すれば良いのです。

【浄空法師】：對，不錯，推廣。治亂，撥亂反正是有效果的，中國人是有方法，有這個智慧，有這個經驗，有這個歷史教訓，只要我們自己肯定它，我們接受它，我們依教奉行，就能做到。
そう、その通り。推進します。乱を治め、混乱を鎮めて正常に戻す効果があります。中国人には方法があり、この智慧があり、この経験があり、この歴史の教訓があります。私たち自身がそれを肯定し、受け入れさえすれば、教えに沿って実行することができます。

【司会者】：現在有人提這樣的問題，說我也知道良心是好，我也不願意昧良心做事情，但是周圍人都不講這些東西。
今このような疑問を持つ人がいます。私も良心は良いものだと知っているし、私も良心を欺くことをしたくないと思っています。しかし周囲の人はこのようなことを大事にしません。

【浄空法師】：那沒有關係，我們能影響周圍人。所以這樁事情我們提出來，從我心做起，從我家做起，然後從我村做起，從我鎮做起，從我縣做起，一層一層擴大。
それは関係ありません。私たちは周囲の人に影響を及ぼすことができます。ですからこのことを提唱するには、自分の心から始め、自分の家から始めることです。そして自分の村から始め、自分の町から始め、自分の県から始めて、少しずつ拡大していきます。

【司会者】：城市裡是從我這個社區做起。
町の中で、自分の地域社会から始めるのですね。

【浄空法師】：對，不錯。所以一定是從我做起，不要問別人，我做了會影響別人。
そうです。その通り。必ず自分から始めることです。他人を追及してはなりません。自分が実行すれば、他人に影響を及ぼすことができます。

【司会者】：還有一些個別的人會說，我這麼做，那人家不欺負我嗎？
またある人たちは言います。このようにすれば、人は自分を馬鹿にするのではないかと。

【浄空法師】：沒有關係，不要怕人欺負，不要怕吃虧，老祖宗說吃虧是福。佛講人在這個世間，沒有一個是上當的人，沒有一個佔便宜的人，為什麼？因果通三世。
関係ありません。馬鹿にされることを恐れてはなりません。損することを恐れてはなりません。ご先祖様は「損することは福である」と言っています。仏は、この世間では騙される人は一人もいないし、得する人も一人もいないと説かれています。なぜでしょう？因果は三世（過去世・現世・来世）に通じるからです。

【司会者】：誰也佔不了誰的便宜。
誰も人からうまい汁を吸うことはできない。

【浄空法師】：佔不了。
できません。

【司会者】：要相信老祖宗。
ご先祖様を信じなければなりません。

【浄空法師】：對，要相信老祖宗的話。
そう。ご先祖様の話を信じることです。

【司会者】：老祖宗是不會讓後代子孫吃虧的。
ご先祖様は後世の子孫に損させることはありません。

【浄空法師】：沒錯，對後代子孫愛護備至，你要真正能體會它，你才會感恩。
その通りです。後世の子孫に対して、愛護すること至れり尽くせりです。あなたが本当にそれを体験すれば、感謝することでしょう。


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