5月22日。今日散歩道で、大きなトンボを見かける。
黒い身体に黄色の縞模様。緑色の目。そう、そのトンボはオニヤンマだ。と言いたいところだが、正解はコオニヤンマ! 僕の散歩道では、どちらも見ることができるのだが、さて、どこが違う。
オニヤンマ 2009-07-30 世田谷
コオニヤンマ 2010-06-10 世田谷
ここでちょっと堅い話。実は、オニヤンマもコオニヤンマも、共に分類群で言うとヤンマ科ではない。オニヤンマは、オニヤンマ科。そしてコオニヤンマはサナエトンボ科だ。難しい分類の話は置いておいて、ぱっと見何が違うかというと、オニヤンマは、左右の複眼が1点で接しているが、コオニヤンマは、完全に離れている。ちなみに、ギンヤンマなどのヤンマ科は、左右の複眼が完全に接している。
オニヤンマ 08-09-20 新潟県長岡市
ギンヤンマ 08-09-20 新潟県長岡市
オニヤンマの幼虫は、水田の用水など、弱い流れの中で育つ。僕のメインフィールドである多摩丘陵などには沢山いて、里山を代表するトンボだ。そして、コオニヤンマはもう少し大きな流れの川で育つ。幼虫期間は、オニヤンマが3~5年。コオニヤンマは、2~3年と言われている。
こんなトンボたちが、世田谷の西のはずれに生きていてくれるのだから、東京もまだまだ捨てたものではないな。
ところで、時々見かける虫取り網を持った子どもたちは、果たして、こんなトンボがいるということを知っているのだろうか。
黒い身体に黄色の縞模様。緑色の目。そう、そのトンボはオニヤンマだ。と言いたいところだが、正解はコオニヤンマ! 僕の散歩道では、どちらも見ることができるのだが、さて、どこが違う。
オニヤンマ 2009-07-30 世田谷
コオニヤンマ 2010-06-10 世田谷
ここでちょっと堅い話。実は、オニヤンマもコオニヤンマも、共に分類群で言うとヤンマ科ではない。オニヤンマは、オニヤンマ科。そしてコオニヤンマはサナエトンボ科だ。難しい分類の話は置いておいて、ぱっと見何が違うかというと、オニヤンマは、左右の複眼が1点で接しているが、コオニヤンマは、完全に離れている。ちなみに、ギンヤンマなどのヤンマ科は、左右の複眼が完全に接している。
オニヤンマ 08-09-20 新潟県長岡市
ギンヤンマ 08-09-20 新潟県長岡市
オニヤンマの幼虫は、水田の用水など、弱い流れの中で育つ。僕のメインフィールドである多摩丘陵などには沢山いて、里山を代表するトンボだ。そして、コオニヤンマはもう少し大きな流れの川で育つ。幼虫期間は、オニヤンマが3~5年。コオニヤンマは、2~3年と言われている。
こんなトンボたちが、世田谷の西のはずれに生きていてくれるのだから、東京もまだまだ捨てたものではないな。
ところで、時々見かける虫取り網を持った子どもたちは、果たして、こんなトンボがいるということを知っているのだろうか。
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