ずっと検索もしたことのなかった話題だが、最近に障害者の心理という学問に興味を持った。
自信が当事者なので身をもって体験しているわけだが、大学といった教育機関などで学問として扱われている話にである。
あくまでネット検索だが、いくつかのフェーズがあって、その中を繰り返したりしながら受容と自分らしさや自分としての何か見出していくとの話だった。
これは人の成熟といってもいいのでは?と自分を感じる。そして社会での障害者の立場が変化していくことによって、各フェーズとその時の障害者をとりまく社会情勢の関わりがフェーズの期間といったことに表れてくる気がする。
自分は実は2006~7年頃に障害をオープンにして社会活動を始めた。その頃に精神障害者の就労といったムーブメントがあったのだ。
本来、法定雇用率には身体と知的しかカウントされていなかったが、精神も雇う義務は無いが雇用したら法定雇用率にカウントすると法改正があったのだ。
つまり2008年以前では働いている精神障害者というのは法定雇用率では存在していなかったのだ。つまり精神障害者を雇用するなどと考えられないという事であったのだ。
30年前はまだ座敷牢の世界であったともいえる。精神病院は患者がすし詰めになって収容されていて、ただ飯を食って薬を飲んで過ごしているといった様子であった。
それだけ精神障害者が社会で生活することは困難だということである。
結局、たどり着くのはどんなところか、そして障害者の心理、つまり気持ちがどのようになるかである。
肝心なのは諦めとも言える。諦める、明らめる、明らかにする、自分や障害の現実や人生を明らかにするということ。そしてしっかりと自分を主体にして人生を歩んでいく、まだ自分にはなかなかできないが。
ただ、そこまでには相当の足搔き苦しみの時間が必要だが・・・
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