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映画アバターを観た。障害の自分と仮想世界の自分。ネット上での自分の可能性。人生の主体とは

2024年10月09日 | 大切にしている事

今になって映画「アバター」を観た。ディスクをレンタルしてみた。

話題になっていたころは興味はなかった。実は全編CGアニメだと思っていた。ジェームスキャメロン監督の作品だと知らなかった。

 

足の悪い主人公が別の人になって自由に世界生きる、そして新たな思いや人生を見つけていく、そんな話が自分はシンパシーを感じた。

今の自分も病気で思うように人生を送れていない。そんな中で実はSNSやblog、動画共有サイトが生きる感覚を与えてくれているのがある。

粗末な作品や簡単な言葉しか投稿できていないが、それでも反応をくれる人がいる。普段の生活では他人と接点はないので、それはとてもうれしく感じる。

職場などの人間関係は怖くて避けてしまいたい自分だけど、ネット上のそのくらいの人間関係なら良い感情を持つことができている。

そして自分の願望をほんの少しだけ満たすことができる活動ができている。自分のネット活動の痕跡を何回も見返してしまう。

 

映画「アバター」では物語の中盤からは主人公は自分が足が悪いという事に何も触れていなかった。それより今できた使命に生きていた。

つまり、病気が人生、障害が人生でなくなったという事だ。主体が自分自身になったのだ。

病気の予後がいいという人は、人生に病気と違うものが優先されているらしい。病気以外のものが人生の主体になっているのだ。

それに付随して病気と付き合って生きていく、アバターの主人公も自分にはそう見えた。

 

これからに自分はどうなりたいのか、それがこの映画「アバター」を観て自分は何かを悟った。

病気のくやしさを跳ね返すために努力するのでない、呪いから自分を取り戻すのだと。

 

人生は有限、こんな足踏みをしている間に終わってしまう。先々はこれからもっと悪くなるのかと不安だらけだけど、現在も呪いにかけられて生きるのは嫌だ。

 

 

 

 


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