布団の上でずっといつも過ごしている。このスタイルは長い間精神病院の閉鎖病棟で過ごしていたことから培ったものか。
何しろ生活スペースは布団だけでいい。布団の上で完結する。ソファや机、立派な椅子などいらない。TVの画面も布団の上から眺めている。
マットレスは敷いているが、ホームセンターで売っている数千円のもの。エアーマットレスでない。せんべいマットレス。
布団の周りや上には小物が散乱している。すぐに手に取れるようにしている。他人にはごみに見えるかもしれないが、自分には必要なものだ。
特に散乱しているのは本や雑誌だ。何しろ部屋に本棚がない。なので床に置くことになってしまうのだ。
こんな自分でも時に片付けをする。その時は捨てる・売りに行くになる。置き場を整えるではない。
本がかさばるなら電子書籍にしたらよいとなるが、購入しているのはいつも古本だ。
よって断捨離、本から得た知識も断捨離。読んだことを忘れてしまうので。売った本の内容は確認できない。
ずっと布団でゴロゴロしながら、手に取れる周りに自分の好きの本屋雑誌がたくさんある。これはユートピアではないか?とも思う。
そして落ち着いて読む。なんと至福の時だ。お金がかかるカフェなど行く必要はない。
いつも寝ていてなにもできていないと思うが、このスタイルが自分ができていることなのだろう。お金といった価値を生む生産的なことではないが。
お金を稼げないことがとても劣等感になっている。そんな自分を卑下している。でもそんな自分ができる生きている証のスタイルなのだろうか。
お布団の上のユートピア、これが今の自分の等身大なのだろう。
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