突然に親戚の子の学費をカンパしてくれないか?と言われた。親に学費の支払い能力が無くなったか放棄したのかそんな話だ。
私立の理系なので年間140万円ほどかと思う。ひとり一口3~4万円を毎月にて親戚家族3人か4人ほどで出し合えば支払えないこともない。
自分は大学院まで進学だけはしたが、自分と違う事情はその子は障がい者ではないのでいわゆるレールに乗れるという事だ。なので学費が払えないという事で退学することはとてももったいないしかわいそうだ。
だが、そんな様子でほかの人のお金の話を思っていたら自分の経済がとても不安になった。
実は統合失調症は生活保護をもらい易い。よって実は安心していた自分がいた。今の生活レベルはすでに低く生活保護になってもそんなに苦にならないのでは?という事と、もう何もしなくてよいと安堵感に落ち着くのでは?と考えていたからだ。
しかし生活保護へと陥っていく過程を想像したら急に怖くなってきた。今回の親戚の子の学費の件とも似ている話だ。
精神障害で本当に生活保護をもらえるのか?自分だけ除外されるのではないか?そして本当のその状態になってしまった時に自分は何をどう思うのか?そんな不安と悲しみが沸き起こる。
世間の生活保護批判をしている人たちは実際に自分がそのようになる事はない人たちだと思う。当事者意識なんてなく想像もできないから批判ができるのだろう。
本当に実際に自分が経済的に立ち行かなくなっていく、その立場になった時を想像して欲しい。きっとだれも当事者を責めないだろう。むしろありがたい制度であるからどんどん利用するべきだと思うだろう。
貧困や経済的困窮というのは自分が身を持って味合わないと、そのような他者に思いやりや配慮や優しくなれないものなのだろうか・・・
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