教育のとびら

教育の未来を提言 since 2007
presented by 福島 毅

COPのような多国間・複雑な交渉こそ対話重視

2009-12-20 | 番組、記事、書籍コメント
****ここから引用
[コペンハーゲン 19日 ロイター] デンマークで開催された国連気候変動枠組み条約第15回締約国会議(COP15)は19日、日米欧や中国など20カ国以上の首脳らの協議でまとめた「コペンハーゲン協定」の全会一致での採択を断念し、同協定に「留意する」との決議を採択して閉幕した。一部途上国からの反発が根強く、当初期待されていた目標からは程遠い結果となった。
******ここまで引用

多国間の利害がぶつかる交渉では、まず難航が予想されます。まして、190カ国が参加した今回のCOP15においては、先進国VS途上国の構図は開始前から予想がされていました。

こういう会議の場においては、会議のプロが参入できるといいなと思いました。様々な条件を調整しながらも地球の危機は救わなければならないという共通ビジョンを持つために、会議の進行自体に最新のファシリテーション技術を投入すべきではないでしょうか。事実、紛争解決などで対話の手法がうまくいった事例を書籍などで読むことができます。

手ごわい問題は対話で解決する(アダム・カヘン) はまだ読んでいませんが、何かヒントがありそうです。

地球温暖化問題は人類が初めて直面する地球規模での人類共通の危機です。共有知と共有ビジョンに対しての個々の”地球住民”のアプローチが必要ですね。
この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 知の共有がもたらす凄さ | トップ |  意図を手放すこと&意図を明... »
最新の画像もっと見る

番組、記事、書籍コメント」カテゴリの最新記事