![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/25/a9/fd5efa9fcd60c439f3b8a383b0bb97c6.jpg)
我が家のシナモン文鳥が先ほど、私の手の中で大往生を遂げた。
享年10歳。文鳥としては例外的な長寿だったが、スプーンから末期の水を
飲んだ後、あえぎの間隔がだんだん長くなり、最後に首をひと振りして、
8時13分に息を引き取った。
思えば数奇な運命の鳥だった。
黄色い嘴の、孵ったばかりで我が家に来たのが2001年7月。
その時から手の上が好きだった。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/30/2e/b36f1b79fad83acc860c26f515b07b4e.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1b/c0/9d137cb6183e1c47f9573d33257fdbde.jpg)
水浴びが好きな鳥だった。
まだ良く歩けないくせにお皿の水に飛び込んで、しぶきを上げていた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/25/49/7abb26d5e33420688b43c3598f4bb2c3.jpg)
最初は薄い黄土色の地味な鳥だったが、1ヶ月もすると頭に濃い色が出て
きて、もう次の月にはシナモン文鳥の模様になってきた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2b/5a/3fc7d8b03d3c55f9c539d36495f4161c.jpg)
このころから、PCのキーボードがお気に入りで、私の邪魔をして怒って
いた。目の周りが鮮やかな赤になったのもこの頃であったろうか。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7c/2b/3f9593e1c655a1a05c92d03ef642ecd9.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5f/2a/371b3d7524cdaf7c65178edb5b92234a.jpg)
私が沼津に転勤になった時に、足が弱いから東名のドライブには耐えられ
ないだろうと言う、言われも無い嫌疑に寄り上の娘の家に養子に出された。
そこでは、孫が生まれたり、飼っていた犬の調子が悪くなったりするたび
に放置されて、可哀そうだったので、下の娘が引き取った。
しかしここも共稼ぎで、なかなか籠から出してもらえずすっかり性格が
ひねくれてしまっていた。
私が浦安に帰ってきて、やっと我が家に戻ってきたのが昨年の秋、しば
らくは攻撃的だったが、すぐに思い出したのか自分の巣箱のように私の手の
中に入ってきた。手のひらに腰を落ちつけて、指の間に嘴を突っ込んで、
つまんで貰うのが何より好きだった。
今朝、籠の中で動けなくなっていたので、私の手に移した。もう戦闘的な
鳴き声を出す元気もない。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/01/32/72374d7b5eaca24fe7dc0f0373da21ad.jpg)
せめて水でもと、スプーンで飲ませて暫くすると次第に呼吸が荒くなった。
それも束の間、最後に首をひと振りして、私の手の中で逝ってしまった。
手の中で春を待たずに鳥逝けり 合掌
享年10歳。文鳥としては例外的な長寿だったが、スプーンから末期の水を
飲んだ後、あえぎの間隔がだんだん長くなり、最後に首をひと振りして、
8時13分に息を引き取った。
思えば数奇な運命の鳥だった。
黄色い嘴の、孵ったばかりで我が家に来たのが2001年7月。
その時から手の上が好きだった。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/30/2e/b36f1b79fad83acc860c26f515b07b4e.jpg)
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水浴びが好きな鳥だった。
まだ良く歩けないくせにお皿の水に飛び込んで、しぶきを上げていた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/25/49/7abb26d5e33420688b43c3598f4bb2c3.jpg)
最初は薄い黄土色の地味な鳥だったが、1ヶ月もすると頭に濃い色が出て
きて、もう次の月にはシナモン文鳥の模様になってきた。
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このころから、PCのキーボードがお気に入りで、私の邪魔をして怒って
いた。目の周りが鮮やかな赤になったのもこの頃であったろうか。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7c/2b/3f9593e1c655a1a05c92d03ef642ecd9.jpg)
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私が沼津に転勤になった時に、足が弱いから東名のドライブには耐えられ
ないだろうと言う、言われも無い嫌疑に寄り上の娘の家に養子に出された。
そこでは、孫が生まれたり、飼っていた犬の調子が悪くなったりするたび
に放置されて、可哀そうだったので、下の娘が引き取った。
しかしここも共稼ぎで、なかなか籠から出してもらえずすっかり性格が
ひねくれてしまっていた。
私が浦安に帰ってきて、やっと我が家に戻ってきたのが昨年の秋、しば
らくは攻撃的だったが、すぐに思い出したのか自分の巣箱のように私の手の
中に入ってきた。手のひらに腰を落ちつけて、指の間に嘴を突っ込んで、
つまんで貰うのが何より好きだった。
今朝、籠の中で動けなくなっていたので、私の手に移した。もう戦闘的な
鳴き声を出す元気もない。
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せめて水でもと、スプーンで飲ませて暫くすると次第に呼吸が荒くなった。
それも束の間、最後に首をひと振りして、私の手の中で逝ってしまった。
手の中で春を待たずに鳥逝けり 合掌
ペットには可哀想だが自分の役割を全うしての大往生 「あっぱれ!』と思います。
寂しくなりましたね。