耳順庵日記

60歳を超えて、生き馬の目を抜く首都圏の生活にカムバックした。
浦安太郎が見た、都会の意外な側面を綴ってみたい。

三人目の孫

2011年12月21日 10時23分49秒 | 都会の風景
我が家に新しい家族が増えた。三人目の孫である。

うちの孫は代々、出産後1ヶ月ほど我が家で過ごすが、新しい孫もその例に漏れず、
退院後すぐ母娘で我が家に来た。





 四年振りの新生児は小さい。小さいながらも顔も手足も立派に機能している。母乳
しか飲んでいないのに、ブリブリと出す物もしっかりと出す。昼間も夜も、1-2時間ごと
にしっかり自己主張して母乳を要求する。



 私の役割は、授乳後の寝かし付けと産湯係である。前の孫のときは、両耳を指で
塞いでお湯が入らないように気を使ったが、最近はあまり気にしないようだ。私が
お湯の中で子供を支え、母親が体を洗う。背中やお尻や手足は柔らかい脂肪で
フニュフニュ。これも爺さんの役得である。



 育児の方式にも時代の潮流があるようだ。そもそもこの子は産院で生まれて
すぐ入浴させなかったようである。頭髪に母親の血液が瘡蓋のように残っていて
びっくりした。



 昔は手の爪で顔を傷つけないように手袋を付けたように記憶しているが、それ
もあまり気にしないようだ。もっとも顔を引っ掻いても、数時間で傷が消える。
それほど新陳代謝が活発なのだ。

 産院のやり方もいろいろありそうだ。私の二人の娘は30年前に聖母病院で
生まれたが、その時は退院まで乳児はガラスの向こう側で、母親の所にも
短時間しか来なかったと言うが、今回は生まれた次の日から、原則としてずっと
母親のベッドの隣に子供のベッドが置かれ、面会者も自由に対面できた。出産
にも父親が立ち会い、写真撮影もずっと出来たようだ。

 新生児の顔を見に色んな人が来てくれた。お祝いも我が家気付で沢山届いた。
ありがたいことである。







 昨日は、母親の一ヶ月検診。子供を連れて行く訳にいかないので、ベビー
シッターの役が老夫婦に回ってきた。新生児も1ヶ月も経つと可なり体が
しっかりして来て、授乳間隔も長くなり良く寝る。4時間ほど母親が居ない間に、
ミルクを一回飲んでおむつを2回換えただけで済んだ。

 今回は新生児が来ている間に家内が倒れた。持病の腰と肩が急に悪化
して動けなくなり、その痛みどめの影響で胃がやられてお粥すら食べられ
なくなった。幸い2-3日で何とか動けるようにはなったが、それまでは
布団に寝た切りの3人の他には、何もできない爺さん一人でてんてこ舞い。
写真を写す余裕も、ブログを更新するゆとりも無かった。

     幸くあれこの紅葉より小さき手 蛙蝉



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1 コメント

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Unknown (崇仁)
2011-12-23 04:55:32
ご苦労さん。
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