耳順庵日記

60歳を超えて、生き馬の目を抜く首都圏の生活にカムバックした。
浦安太郎が見た、都会の意外な側面を綴ってみたい。

老母の声

2011年11月27日 14時39分53秒 | その他
国元の弟から電話が有った。老母の様子を見にグループホームに来たと言う。

 久し振りに母の声を聞いた。声だけは元気そうだ。
骨折の痛みも意識していないようだ。三人目のひ孫が生まれたことを話した。
話は理解してくれたが、それがどういうことなのか、残念ながら分かって貰えない。
 いつものことでは有るが、嬉しくて、悲しい。

 どんな形ではあれ、母親の肉声を聞けることは嬉しい。分かるか分からないかは
別にして、嬉しいことが有ったと報告できることは嬉しい。久し振りに何となく爽やか
な気分になった。

               佳きことを老母に話して小春かな 蛙蝉

 2年間の会社勤めが終わったので、また笠張り老人に戻った。暇が出来たので、
一度老母の顔を見に帰京しようかと思っていたが、どうやら年明けになりそうである。

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