耳順庵日記

60歳を超えて、生き馬の目を抜く首都圏の生活にカムバックした。
浦安太郎が見た、都会の意外な側面を綴ってみたい。

日曜日の朝

2009年01月04日 18時35分24秒 | 都会の風景
 このところ、日曜日の午前中のパターンは決まっている。7時から眼がテン、
7時半からはガッチリマンデー、そして8時からは関口宏のサンデーモーニン
グだ。大沢親分の的外れの喝と張本のマニアックなアッパレを見て、一週間の
政治・経済・社会の話題をおさらいすると10時になる。

 今朝のサンデーモーニングは新年特集だった。アメリカの黄昏というテーマ
で、覇権主義の凋落をいろんな視点でまとめていて、面白かった。
 古代ローマ帝国や成吉思汗まで遡らなくても、スペイン、ポルトガル、イギ
リスそしてアメリカと世界の中心で旗を振る国は次々に交替してきた。しかし
これからは、アメリカに代わる世界の盟主が出てくるであろうか。ロシアや中
国は自分のことしか考えられないようだし、政治は三流だが経済は一流と言わ
れた日本は経済的にも破綻しているし、韓国はその器ではない。しかし世界は
ブレイクスルーを求めている、というか今のままでは行き詰まるしかない、と
思う。量子力学のトンネル効果のように、次元を超えたパラダイムシフトが来
るはずだと思う。いや、ひょっとしたらもう来ているのかもしれない。モノの
動きを伴わない金の流れや、情報が一人歩きをするこの社会は、次の体制の予
兆のような気がしないでもない。
 岡目八目というが、世の中の流れから2-3歩離れた所から傍観すると、意
外と見えるものではないだろうか。
 まだ見えないけど!?

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