耳順庵日記

60歳を超えて、生き馬の目を抜く首都圏の生活にカムバックした。
浦安太郎が見た、都会の意外な側面を綴ってみたい。

おみやげ

2010年02月28日 21時49分26秒 | 都会の風景
 1週間ぶりに日本に帰って来た。
家に着いたら情熱的な抱擁が待っているとは思わなかったが、待っていたのは、
「おみやげは?」の一言。小心者の私は、それだけでどぎまぎして、「一生懸命
探したんだけど、買い物の時間が殆ど取れなくて、買えなかったんだ」というの
が精いっぱい。「何言ってんのよ、あれが買えなければ、お菓子でも何でも買っ
て来れば良いじゃないの!」とけんもほろろ。
 買って来れば来たで、こんなものどこでも売ってる、とかなんとか言って罵倒
されるのが落ちなのは分かっているので、行く前にリクエストを確認して、「エコ
バッグ」というコジャレタ買い物袋を人数分買ってこい、と言われていたのだ。
連れのみんなも心配してくれて一緒になって探してくれたが、夜中の土産物屋
や空港内の免税売店では売ってなかった。

 ANAのカウンターでは、あそこの売店は見たか、DFSはどうだ、と探し回って
くれた挙句に、ANAの紙袋を2重にして、これでどうですか、と持ってきてまで
くれた。そこら辺がアメリカのサービスと違うところだ。空港職員などは、荷物の
確認をするのを自分らの特権とでも思っているのか、顎で指図しやがる。国内
での、恐れ入りますが、という態度はついぞ見かけない。と、これは閑話休題。

 そこで、会社の女性職員にお詫びを。そんな事情で今回は、お土産はありま
せん。どうぞ、御容赦ください。
                              恐惶謹言
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1 コメント

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お帰りなさい! (崇仁)
2010-03-01 08:24:41
美味しいお仕事 ご苦労様でした。

兄貴の出張中私は熊本から岡山までの出稼ぎに行ってました。
私の場合岡山のキビ団子を母の分と家・直子の分の3箱きっちりお土産に買って帰りましたよ。
こんな事は催促されなくても当然。自然に出来なくては善いお父さんは務まりません。
女房とはわがまま編に口煩いと書きます。
男子たる処世術として又末永い余生の為にシッカリ覚えておいた方が善いですよ。
ご苦労様。
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