耳順庵日記

60歳を超えて、生き馬の目を抜く首都圏の生活にカムバックした。
浦安太郎が見た、都会の意外な側面を綴ってみたい。

老人のゴルフ

2009年05月19日 20時18分37秒 | golf
 昨日は暑かった。
 風がなくカンカン照りで、まるで真夏のようだったので、今日のゴルフはキツ
イな、と思って覚悟して出かけた。
 首都圏のゴルフ場は郊外にあるので、行くのに2時間前後かかるのは常識だが、
私の所属するクラブも車で1時間半ほどである。7:30に着いた時はまだ曇り空
だったがすでに20℃を超えて暑くなる感じだったので、今日は半ズボンにした。

 今日はクラブ主催の60歳以上が対象のコンペで、前回優勝した時に貰った無料
優待券を使ったので、プレー費も昼食も只。そうでもなければ年金暮らしの傘張
り老人はゴルフなんぞできるはずがない。
そんな年寄りばかりのコンペだったが、私の組は60代が二人とあとはなんと84歳
と74歳の大ベテランだった。84歳の大先輩は沖縄で戦闘中に右手を怪我したとか、
体中手術でサイボーグ状態にも関わらず、スキーは勝手に滑るからゴルフより楽
だとか、なんとも驚異的。さすがにドライバーは150yds程しか飛ばないが、無造
作にポンポン打って、112で回られたのだから恐れ入った。

一日中雲がかかっていたが、風もなく穏やかな陽気で気持ちの良い一日だった。

 水辺の猫柳は綿ぼこりのような花を一面に散らし、桑の枝にはピンクの小さな
葡萄の房のような実が付いて、熟すのを待っている。梅の実も大分大きくなって、
松の雄花は黄色い煙のような花粉を振りまいている。
 曇り空高くあげひばりが大げさな声をあげて飛びまわり、ときどき鶯がまだ
未熟な声でケキョケキョ言っている葭原ではピーキョロチョキチョキとヨシキリ
が大合唱、多分繁殖期なのだろう。ヒヨやムクは草刈り機の後を追って走り回っ
ている。
 ボールを打ち込んだクリークにはオタマジャクシとメダカが一杯、キャディ
さんに聞くと餌が豊富なのか青大将も太くて見事だという。

 金融危機だの選挙だの豚風邪だのとマスコミは騒いでいるが、河原は確実に
夏に向かって様相を変えてきている。

           爽やかな川辺で棒振る馬鹿もいる   蛙蝉
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1 コメント

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ッン? (崇仁)
2009-05-20 17:29:18
前回優勝は判りました。
只で廻ったのも判りました。
年寄りのスコアーは判りました。
半ズボンで廻ったのも判りました。
青大将も判りました。
何でもかんでもヨ~~~~ク判りました。

が!

ところで自分のスコアーは?
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